南正人
2021年12月31日
いつもはじめて
2021年、オリンピックがあり、コロナ禍による制約もあったり、
なにやら吹っ切れない1年であった。
活躍していたアーチストや、私の周辺でもこの世を去る人も多かった。
12月、ことしステージ上で亡くなった南正人さんの盟友でもある
成田ヒロシさんのポエトリー・リーディングCD「いつもはじめて」
の発売記念ライブがあったので足を運んだ。
「いつもはじめて」、いい言葉である。
今回は、バンドのセットで
成田さんの詩は、ある時はラップのようにも聞こえ
音楽に溶け込んでいた。
シンガーの辻村マリナさん、ナチュアラルでのびやかな
ヴォーカル、魅力的であった。
彼女が南正人さんの世界を引きついで行くのだとうか?
この年の瀬、自分の中で締めくくりが出来たような気分になった。
なにやら吹っ切れない1年であった。
活躍していたアーチストや、私の周辺でもこの世を去る人も多かった。
12月、ことしステージ上で亡くなった南正人さんの盟友でもある
成田ヒロシさんのポエトリー・リーディングCD「いつもはじめて」
の発売記念ライブがあったので足を運んだ。
「いつもはじめて」、いい言葉である。
今回は、バンドのセットで
成田さんの詩は、ある時はラップのようにも聞こえ
音楽に溶け込んでいた。
シンガーの辻村マリナさん、ナチュアラルでのびやかな
ヴォーカル、魅力的であった。
彼女が南正人さんの世界を引きついで行くのだとうか?
この年の瀬、自分の中で締めくくりが出来たような気分になった。
cpiblog00193 at 15:06|Permalink│Comments(0)
2021年03月21日
こんなに遠くまで
遠くまで行ってしまった。
もう、何十年前だろうか。
早朝の時間のTVで、この時間帯に似合わない真っ黒ないでたちで
歌を歌っているシンガーがいた。
「ジャン」、この曲は印象に残っていた。
その後、アルバム「回帰線」を発表し、これは素晴らしいアルバムだ。
それ以来、ずっと自らのスタンスで活動を続けてきた。
チェルノブイリの原発事故を受けて反原発1988年「いのちの祭り」を開催し、
12年ごとに行われてきた。
タイでのイベント、そして、日本全国変わらないスタンスで歌い続けてきた。
今年、1月7日横浜のライブ中に倒れ、そのまま帰らぬ人となってしまった。
そして、最近、ご本人とお話しする機会もあったのは幸せだった。
彼の生きてきたスケールの大きさ、リスペクトを感じると共に
そして、残していった作品はいつ聴いても奥深い。
もう、何十年前だろうか。
早朝の時間のTVで、この時間帯に似合わない真っ黒ないでたちで
歌を歌っているシンガーがいた。
「ジャン」、この曲は印象に残っていた。
その後、アルバム「回帰線」を発表し、これは素晴らしいアルバムだ。
それ以来、ずっと自らのスタンスで活動を続けてきた。
チェルノブイリの原発事故を受けて反原発1988年「いのちの祭り」を開催し、
12年ごとに行われてきた。
タイでのイベント、そして、日本全国変わらないスタンスで歌い続けてきた。
今年、1月7日横浜のライブ中に倒れ、そのまま帰らぬ人となってしまった。
そして、最近、ご本人とお話しする機会もあったのは幸せだった。
彼の生きてきたスケールの大きさ、リスペクトを感じると共に
そして、残していった作品はいつ聴いても奥深い。
cpiblog00193 at 18:28|Permalink│Comments(0)
2012年01月03日
2012年
まとまった時間が取れるということで、やるべきことを決めていたが、正月休みというのは、なかなか出来ないものだ。
年のはじめで思うのは、
今年は、外的要因によってくやしい思いをしたり、自分自身、不本意な部分だったり、また、至らない部分をどうやって克服していくかってことだろうか。
昨年は、例年になく「レコード大賞」も「紅白歌合戦」も、両方見た。なにか、わかりやすくてけっこう楽しめた。
音楽の世界はショービジネス化していくってことだろうか。
南正人の1965〜2005年の自叙伝「KEEP ON」を読んだ。ヴォリュームもあって読み応えがあって面白かった。
20歳で世界放浪の旅に出て、帰国しても気の思うままに生きて抜いてきた人生、なかなかすさまじいものがある。
この本を読んで、昨年の年末見たコンサート、南正人、成田ヒロシ、三上寛、カルメン・マキ、China Cats、同じルーツの上に立っていることがわかる。
昨年、若くして不慮の死をとげたイギリスのソウル・シンガー、エイミー・ワインハウスのCDを聴いた。
渋くで甘いに声が、2012年のはじまりにぴったりだ。
エイミー・ワインハウス/ライオネス:ヒドゥン・トレジャーズ
クチコミを見る
年のはじめで思うのは、
今年は、外的要因によってくやしい思いをしたり、自分自身、不本意な部分だったり、また、至らない部分をどうやって克服していくかってことだろうか。
昨年は、例年になく「レコード大賞」も「紅白歌合戦」も、両方見た。なにか、わかりやすくてけっこう楽しめた。
音楽の世界はショービジネス化していくってことだろうか。
南正人の1965〜2005年の自叙伝「KEEP ON」を読んだ。ヴォリュームもあって読み応えがあって面白かった。
20歳で世界放浪の旅に出て、帰国しても気の思うままに生きて抜いてきた人生、なかなかすさまじいものがある。
この本を読んで、昨年の年末見たコンサート、南正人、成田ヒロシ、三上寛、カルメン・マキ、China Cats、同じルーツの上に立っていることがわかる。
昨年、若くして不慮の死をとげたイギリスのソウル・シンガー、エイミー・ワインハウスのCDを聴いた。
渋くで甘いに声が、2012年のはじまりにぴったりだ。
エイミー・ワインハウス/ライオネス:ヒドゥン・トレジャーズ
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2011年12月26日
2011年11月28日
作業場カフェ
レコードを預かっていただいている稲田堤の成田ヒロシさんの工房で、「作業場カフェ--玄米ナイト」というのが催された。
今回は、南正人さんのライブがあるというので出かけた。
成田さんの材木や、工具や、絵筆や、絵や、オブブジェに囲まれたスペースの一部で開かれるコンサートである。
「玄米ナイト」とうたうだけあって、玄米のおにぎりや、きんちん汁が用意され、ビールを飲んだり、ワインを飲んだり思い思いに、楽しめる。
2度目に見る南正人のライブであるが、今回は工房の雰囲気にピッタリで、裸電球の下で、のびやかに掻き鳴らすギターとろうろうと流れるヴォーカル心をゆだねるという感じである。
南正人さんは、英語の唄は、歌う前にそのうたの訳をしてから歌う。
最後の方に歌ったボブ・ディランの3曲、”It's All Over Now, Baby Blue” "Just Like Woman" "I shall Be Released"は最高で、道を失いそうになる気持ちを支えてくれるに値するものであった。
歌い続けている南正人さんも素晴らしいが、ボブ・ディランも凄いと思った一夜であった。
ザ・ベスト・オブ・ボブ・ディラン
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今回は、南正人さんのライブがあるというので出かけた。
成田さんの材木や、工具や、絵筆や、絵や、オブブジェに囲まれたスペースの一部で開かれるコンサートである。
「玄米ナイト」とうたうだけあって、玄米のおにぎりや、きんちん汁が用意され、ビールを飲んだり、ワインを飲んだり思い思いに、楽しめる。
2度目に見る南正人のライブであるが、今回は工房の雰囲気にピッタリで、裸電球の下で、のびやかに掻き鳴らすギターとろうろうと流れるヴォーカル心をゆだねるという感じである。
南正人さんは、英語の唄は、歌う前にそのうたの訳をしてから歌う。
最後の方に歌ったボブ・ディランの3曲、”It's All Over Now, Baby Blue” "Just Like Woman" "I shall Be Released"は最高で、道を失いそうになる気持ちを支えてくれるに値するものであった。
歌い続けている南正人さんも素晴らしいが、ボブ・ディランも凄いと思った一夜であった。
ザ・ベスト・オブ・ボブ・ディラン
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2011年05月28日
回帰線
家のベランダにもあじさいの花が咲いた。
今年の早い梅雨入りを象徴するようである。
こんな日は、CDでも聴くかということで、南正人の再発CDをCDプレイヤーに入れた。
今、聴いてもじつにいいアルバム。日本の音楽シーンに残る名作の1枚だと思う。
描かれている世界のスケールの大きさ、詞の深さ、流れるように歌うヴォーカル、彼はまだ今でも現役で歌っている。ホンモノアーディストだ。
ついでに、最近¥1000で買えることができるマイルス・デイヴィスを2枚。ロビー・ロバートソンの新作を聴きつつ1日の大半を過ごす。
こうしたしっとり、雨の降る日は、こうした過ごし方にぴったりだ。
南正人/回帰線
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今年の早い梅雨入りを象徴するようである。
こんな日は、CDでも聴くかということで、南正人の再発CDをCDプレイヤーに入れた。
今、聴いてもじつにいいアルバム。日本の音楽シーンに残る名作の1枚だと思う。
描かれている世界のスケールの大きさ、詞の深さ、流れるように歌うヴォーカル、彼はまだ今でも現役で歌っている。ホンモノアーディストだ。
ついでに、最近¥1000で買えることができるマイルス・デイヴィスを2枚。ロビー・ロバートソンの新作を聴きつつ1日の大半を過ごす。
こうしたしっとり、雨の降る日は、こうした過ごし方にぴったりだ。
南正人/回帰線
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