三上寛
2012年03月29日
この世で美しいもの
ジャックスの早川義夫と三上寛そして柴草玲のジョイントライブに行った。
本当に個性的で濃いキャラクターの3人、最初から最後まで聴くと重い石が体に乗っかったようにズシリと身動きができない気分になる。
早川義夫、中年男の純愛の世界いいなぁ。帰りに本買ったら、彼がかつて南武線沿線で営んでいた本屋さん「早川書店」のカバーかけてくれたのには感動した。
三上寛、新曲も含め、最後は「明日のジョーにはなれない」〜「夢は夜ひらく」まで、セミアコのエレキをかき鳴らしガンガン行く。三上寛の世界にぐいぐい持っていかれる。
柴草玲、中島みゆきをもっと濃くしたような、戸川純に似ているようでまた非なる独特の世界、ピアノの腕も確かで不協和音を弾きながら歌うシンガー・ソング・ライター。ちょっとユーモラスで女のどろどろした世界いいなぁ。
毒をどこかに持った音楽、やさぐれた音楽、ブルースに通じる。
早川義夫/この世で一番キレイなもの
クチコミを見る
三上寛/ひらく夢などあるじゃなし
クチコミを見る
柴草玲/うつせみソナタ
クチコミを見る
本当に個性的で濃いキャラクターの3人、最初から最後まで聴くと重い石が体に乗っかったようにズシリと身動きができない気分になる。
早川義夫、中年男の純愛の世界いいなぁ。帰りに本買ったら、彼がかつて南武線沿線で営んでいた本屋さん「早川書店」のカバーかけてくれたのには感動した。
三上寛、新曲も含め、最後は「明日のジョーにはなれない」〜「夢は夜ひらく」まで、セミアコのエレキをかき鳴らしガンガン行く。三上寛の世界にぐいぐい持っていかれる。
柴草玲、中島みゆきをもっと濃くしたような、戸川純に似ているようでまた非なる独特の世界、ピアノの腕も確かで不協和音を弾きながら歌うシンガー・ソング・ライター。ちょっとユーモラスで女のどろどろした世界いいなぁ。
毒をどこかに持った音楽、やさぐれた音楽、ブルースに通じる。
早川義夫/この世で一番キレイなもの
クチコミを見る
三上寛/ひらく夢などあるじゃなし
クチコミを見る
柴草玲/うつせみソナタ
クチコミを見る
2012年01月03日
2012年
まとまった時間が取れるということで、やるべきことを決めていたが、正月休みというのは、なかなか出来ないものだ。
年のはじめで思うのは、
今年は、外的要因によってくやしい思いをしたり、自分自身、不本意な部分だったり、また、至らない部分をどうやって克服していくかってことだろうか。
昨年は、例年になく「レコード大賞」も「紅白歌合戦」も、両方見た。なにか、わかりやすくてけっこう楽しめた。
音楽の世界はショービジネス化していくってことだろうか。
南正人の1965〜2005年の自叙伝「KEEP ON」を読んだ。ヴォリュームもあって読み応えがあって面白かった。
20歳で世界放浪の旅に出て、帰国しても気の思うままに生きて抜いてきた人生、なかなかすさまじいものがある。
この本を読んで、昨年の年末見たコンサート、南正人、成田ヒロシ、三上寛、カルメン・マキ、China Cats、同じルーツの上に立っていることがわかる。
昨年、若くして不慮の死をとげたイギリスのソウル・シンガー、エイミー・ワインハウスのCDを聴いた。
渋くで甘いに声が、2012年のはじまりにぴったりだ。
エイミー・ワインハウス/ライオネス:ヒドゥン・トレジャーズ
クチコミを見る
年のはじめで思うのは、
今年は、外的要因によってくやしい思いをしたり、自分自身、不本意な部分だったり、また、至らない部分をどうやって克服していくかってことだろうか。
昨年は、例年になく「レコード大賞」も「紅白歌合戦」も、両方見た。なにか、わかりやすくてけっこう楽しめた。
音楽の世界はショービジネス化していくってことだろうか。
南正人の1965〜2005年の自叙伝「KEEP ON」を読んだ。ヴォリュームもあって読み応えがあって面白かった。
20歳で世界放浪の旅に出て、帰国しても気の思うままに生きて抜いてきた人生、なかなかすさまじいものがある。
この本を読んで、昨年の年末見たコンサート、南正人、成田ヒロシ、三上寛、カルメン・マキ、China Cats、同じルーツの上に立っていることがわかる。
昨年、若くして不慮の死をとげたイギリスのソウル・シンガー、エイミー・ワインハウスのCDを聴いた。
渋くで甘いに声が、2012年のはじまりにぴったりだ。
エイミー・ワインハウス/ライオネス:ヒドゥン・トレジャーズ
クチコミを見る
2011年12月07日
夢は夜開く
なかなかシビアな2011年も12月になった。
一歩、一歩、一日、一日、山道を歩くように進んでいくしかない。
かねてから行きたいと思っていた三上寛のコンサートに西荻窪「アケタの店」に行った。
アケタの店は、1970年代から、JAZZのライブを中心にやっている老舗。
西荻窪は、まだまだ個人商店や、雰囲気のある飲み屋が並んでいて、赤いちょうちんがぶらさがっている風情は、一日が終わろうとしているほっとした安らぎを感じさせてくれる。
ちょうどいいくらいの客が入り、バーボン水割り片手に、三上寛のライブ。ドラムは、元「頭脳警察」のTOSHI。
セミアコのエレキギターをかき鳴らし、仁王立ちでマイクに向かって、叫ぶように歌う、三上寛は、怨歌に年を重ねた男の哀愁がブレンドされていい感じ。
青森、寺山修司、1960年代の日本が目に浮かぶ。
ドリンク込み¥2500のリーズナブルな料金。音楽の原点。
ライブが終わって、ホールの隅で一息ついている三上寛に「お疲れさん」といったら、「あっ、どうもお疲れさんでした。」と返してくれた。
ベスト・アルバム
クチコミを見る
一歩、一歩、一日、一日、山道を歩くように進んでいくしかない。
かねてから行きたいと思っていた三上寛のコンサートに西荻窪「アケタの店」に行った。
アケタの店は、1970年代から、JAZZのライブを中心にやっている老舗。
西荻窪は、まだまだ個人商店や、雰囲気のある飲み屋が並んでいて、赤いちょうちんがぶらさがっている風情は、一日が終わろうとしているほっとした安らぎを感じさせてくれる。
ちょうどいいくらいの客が入り、バーボン水割り片手に、三上寛のライブ。ドラムは、元「頭脳警察」のTOSHI。
セミアコのエレキギターをかき鳴らし、仁王立ちでマイクに向かって、叫ぶように歌う、三上寛は、怨歌に年を重ねた男の哀愁がブレンドされていい感じ。
青森、寺山修司、1960年代の日本が目に浮かぶ。
ドリンク込み¥2500のリーズナブルな料金。音楽の原点。
ライブが終わって、ホールの隅で一息ついている三上寛に「お疲れさん」といったら、「あっ、どうもお疲れさんでした。」と返してくれた。
ベスト・アルバム
クチコミを見る