諸行無常哀しみのルート16

2006年05月21日

30年

人にはいろいろな可能性があるけれど、今になって振り返ってみると、一生にできることなんて1つか2つしかないのではないか?と思うことがある。
今日は、この15年くらい交流のあるシンガー・ソング・ライター西島三重子さんの30周年コンサートに行った。四谷区民ホールははじめて行ったが、窓から新宿御苑や、新宿を拠点とし都会の風景が見渡せてなかな素晴らしいシュチエーションであった。
歌手を30年やり続けるということは大変なことで、今回のコンサートは、デビューから年代を追って、創ってきたり歌ってきたりした作品を、振り返りながら歌うという内容で、自分の生きてきた道を重ね合わせながら味わうことが出来た。西島さんの代表作は「池上線」であるが、その延長線上にある「千登勢橋」のような叙情性のある作品が、彼女のいちばん得意とするところでありオリジナリティーであると思う。一生のうちで、30年という年月は重い。

西島三重子/究極のベスト! 西島三重子


cpiblog00193 at 23:58│Comments(0)TrackBack(0)音楽 | 音楽

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