初出荷!!ボブ・ジェームス

2006年04月19日

ミュージック・ビジネスの光と影

音楽雑誌『レコード・コレクターズ』の4月号から「アルファの宴」というコーナーがはじまった。こうした話は、ある意味で生々しいので日本では余り活字にならないが、かつて近いところで仕事をしていただけに興味深く読んでいる。海外では、アトランティック・レコードとか、モータウンとか、CBSコロンビアとかについて書いた本が出ていて、日本でも翻訳されている。日本はハードメーカーや出版社のソフト部門としての子会社として発足したという経偉が多いが海外では、一人のプロデューサーによって起業され、そこに才能のあるアーティストが集まってくるという形が多いと思う。アルファ・レコードはまさにそんな音楽家の村井邦彦さんが作った会社で、YMOやカシオペア等の優れたアーティストを世に送った。レコード会社は単なる経営理論では語れない部分があり、かがやかしくもあり、その勢いを失った時は重苦しくもある。

YMO/ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー


cpiblog00193 at 00:50│Comments(0)TrackBack(0)音楽 | 音楽

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