2014年06月

2014年06月24日

下北沢

かねてから聴きたいと思っていた下田逸郎のライブあり、久々に下北沢に行った。

梅雨の切れ間の土曜日の午後、吉祥寺から井の頭線に乗った。

井の頭線は、住宅地の間を縫うように走っていて駅もこじんまりしていて景色を見ながらのんびり乗っていると少し気分が和らぐような気がする。

下北沢は、駅のあたりは工事真っ最中で降り口もいままでと違う感じでちょっと戸惑う。
今、その近くで生きていたり、歩いている人たちにとっては迷惑な話で、
渋谷駅も大々的な工事に入るというが、特に渋谷駅は、出来上がったころには自分は生きていない可能性もあり、その恩恵にもあずかることが出来ないわけで、もう渋谷には行きたくない気分だ。

下北沢は、小さい店がたくさんあり何かをやろうという人たちが集まっている場所なので、世代に関係なく歩いているだけで面白い。街はこじんまりとしていて『本多劇場』が下北沢の文化を引っ張っているのであろうか。

こちらも行きたいと思っていた
中古レコード店の「フラッシュ・ディスク・ランチ」に寄ってみたが、レコードが並ぶ店内でプチプチとノイズを放ちながら流れるジャズの音色がなんともまろやかでやさしい気分になる。

焼き鳥屋で、ライブのオープン時間まで軽く飲んで、『ラ・カーニャ』に行った。
この店もそうだろうか、下北にはミュージシャン、元ミュージシャンの人が開いている店が多い。




下田逸郎、さすがに女性には人気があり、半分はちょっと上品なマダムである。

一時間半くらいのライブであったが、彼の詞、メロディーは独特のものであり、特に男性と女性の微妙な気持ちを歌った彼の世界は魅力的で、成熟した大人の音楽として楽しめる。

東京キッドブラザーズの頃から、40年くらいたってこうしてライブを聴けるというということは考えてもみなかった幸せな午後であった。






cpiblog00193 at 13:02|PermalinkComments(0)TrackBack(0)音楽 

2014年06月16日

何か重苦しいこの6月

社会の仕組みが変わろうとしている。

消費税がアップして、持ち直すと言われつつもいろいろなところに影響が出てきている。
仕組みが変わると恩恵を受ける人、そうでない人の地図が変わってくる。

7月からETC割引の割引率が下がり、実質的に休日も高速料金は上がる。
余り遠くにはいけなくなってくる。

企業の法人税20%という方向で軽減されるが、課税範囲があらたに設定されるらしい。
利益の出せる優良企業は、競争力が上がるが中小企業は淘汰されるであろう。

「秘密保護法案」〜「集団的自衛権」。
日本の過去の歴史を振り返るとやはり戦争にできるだけ巻き込まれない形を選択していく
ことが好ましいと思うが、危険性は高まる。

政権の独走、他の国会議員が充分に議論する形まで持っていけないということが情けない。

大規模な都市開発がされてニュースになるが、都心を少し離れると街シャッター商店会歩いている人も少ない。

少子化の方向に進んでいくのは止めようもないが、拡大していることを前提にしてしか
未来の構図は描けないのであろうか。

多くの人にとっては好ましい方向に進んでいるとは思えない。

ついついネガティヴな気分になってくる今日このごろだ。





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