2012年03月

2012年03月29日

この世で美しいもの

ジャックスの早川義夫三上寛そして柴草玲のジョイントライブに行った。

本当に個性的で濃いキャラクターの3人、最初から最後まで聴くと重い石が体に乗っかったようにズシリと身動きができない気分になる。

早川義夫、中年男の純愛の世界いいなぁ。帰りに本買ったら、彼がかつて南武線沿線で営んでいた本屋さん「早川書店」のカバーかけてくれたのには感動した。

三上寛、新曲も含め、最後は「明日のジョーにはなれない」〜「夢は夜ひらく」まで、セミアコのエレキをかき鳴らしガンガン行く。三上寛の世界にぐいぐい持っていかれる。

柴草玲、中島みゆきをもっと濃くしたような、戸川純に似ているようでまた非なる独特の世界、ピアノの腕も確かで不協和音を弾きながら歌うシンガー・ソング・ライター。ちょっとユーモラスで女のどろどろした世界いいなぁ。

毒をどこかに持った音楽、やさぐれた音楽、ブルースに通じる。

この世で一番キレイなもの
早川義夫/この世で一番キレイなもの
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ひらく夢などあるじゃなし
三上寛/ひらく夢などあるじゃなし
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うつせみソナタ
柴草玲/うつせみソナタ
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2012年03月23日

しかし、なかなか来ない春

3月11日東日本大震災から、1年、思うようにに復興も進んでいないようで鉛のように思い気分はなかなか抜けない。

3月16日吉本隆明が他界された。「言語にとって美とはなにか」「共同幻想論」「心的現象論序説」等、当時も何か見えない時代で、吉本隆明を読むことによって、ある意味で自分の将来にかすかな火を見つけたようで、何か心の支えになった。
大学時代、彼の講演会にも顔を出した。
自分の足元を掘り下げることが思想の原点であること、吉本隆明に学んだような気がする。
落ち着いたら一度、墓参りにでも行こうかという気持ちだ、

昨年の、中村とうようさんと並んで、心の中に柱の一部を失ってしまった気持ちだ。

地元のライブハウスで遠藤ミチロウのライブがあった。
彼は、福島県の二本松出身で、3月は仮設住宅をはじめ福島のいろいろな場所でライブをやってきたとのこと。
コンサートを見に来てくれる人は、女性、オバちゃんばかり。
何を歌っていいかとまどったらしいが、素直にいつもどおりの自分の曲をブツけてみたら、とても喜んでくれたとのこと。
男の人たちは、酒でも飲んで寝ているようで、女の人は頼もしいと言っていた。
日本を代表するパンクバンド、ザ・スターリンの遠藤ミチロウ、早い時期に復興コンサートを企画したり、
頭の下がるくらい真摯な人だった。

青鬼赤鬼 ‾ ザ・スターリン・遠藤ミチロウ還暦 & 30周年トリビュート ‾
青鬼赤鬼 ‾ ザ・スターリン・遠藤ミチロウ還暦 & 30周年トリビュート ‾
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