2006年01月
2006年01月28日
アダルト
東京事変の2ndアルバム『アダルト』を購入した。DVD付限定盤の方を買った。BOXを空けたら香水の匂いがプ〜ンとしてきた。そしてBOXの中もラブホテルの壁紙みたいな模様になっていてなかなか凝った仕様だ。ビッグ・バンド・ジャズ的な1曲目からはじまるが、椎名林檎のヴォーカルもバンドの演奏も円熟した感じで、タイトルどおり大人が聞けるPOPSだ。最近は、日常を日記的に唄うシンガー・ソング・ライターや、青くさい青春ロック、HIP HOPみたいなのが多いような気がするが、やっぱり音楽には“叫び”が欲しいなぁ!!
東京事変/大人(アダルト)
東京事変/大人(アダルト)
2006年01月24日
なんとなく魅せられる紙ジャケ復刻
洋楽カタログの紙ジャケによる再発が盛んだ。ある意味でアナログのLPのミニチュア盤であるが、オリジナルを持っていてもコレという名盤についてはつい欲しくなる。「フェアポート・コンベンション/ナイン+4」、「マーク・ベノ/雑魚」、「デイヴ・メイスン/アローン・トゥゲザー」等々。それ以外でも、殺伐としている昨今、のんびりとした時代のおおらかなモノというのは持っているだけで楽しい。
フェアポート・コンベンション /ナイン+4
フェアポート・コンベンション /ナイン+4
2006年01月17日
ニュー浅草
世の中には理不尽なことがある。根本的な理不尽にたいしては闘うしかないが、日常的な理不尽については酒と一緒に飲み込んでしまうことがある。高田馬場の飲み屋「ニュー浅草」に最近ハマっている。なんといっても「浦霞」クラスの冷酒が350円前後というのがうれしい。しかも、枡に溢れそうになるくらいついでくれると、オヤジとしては思わず「ありがとう」と言ってしまいそうになる。お店の女性も外国人の人が多く、年末に飲んだときはベトナムの女性で、友人とベトナム話で盛り上がっていた。安く酒を提供してくれる店の社会的意義は大きいと思ったりする。そういえば、昔良く行っていた表参道の地下鉄の出口の近くにある「Oh!Lala」もニュー浅草チーン。フェイセズのアルバムにも『ウー・ララ』というのがあった。
ザ・フェイセズ /ウー・ララ
ザ・フェイセズ /ウー・ララ
2006年01月15日
NO DIRECTION HOME
時代は一握りの天才たちによって作られるのだろうか・・・。
吉祥寺の「バウスシアター」でマーティン・スコセッシ監督の『ボブ・ディラン/ノー・ディレクション・ホーム』を観た。約4時間くらいの大作であるが、素晴らしい映画であった。中身的には、ボブ・ディラン本人と彼と行動を共にしていたアーティストや関係者のインタビューを通じて、ポップ・ミュージック・シーンの中における彼の存在の偉大さを描いた映画である。が、それだけにとどまらず、ボブ・ディランというアーティストを通して60年代のアメリカ社会を覗くことが出来る。ウディ・ガスリーや、ピート・シーガー、オデッタ等のディランが見本としていたアーティスト、彼と行動を共にしてきたジョーン・バエズ等にインタビューはとても興味深かった。こうした数多くのインタビューを通して、アメリカの時代と音楽を見事に描き上げていた。ポップ・ミュージックに歴史が重なっていくほど、ディランの評価は高まってきている。映画を見ながら自分の音楽ライフを振り返りいろいろな考えが浮かんでは消えた。久しぶりに吉祥寺に来たので、名物お好み焼き屋『きっちょむ』に行ってみたが、相変らずの気ままな営業で休みであり、武蔵関駅前の飲み屋『与作』で飲んで帰った。
ボブ・ディラン /ノー・ディレクション・ホーム:ザ・サウンドトラック
吉祥寺の「バウスシアター」でマーティン・スコセッシ監督の『ボブ・ディラン/ノー・ディレクション・ホーム』を観た。約4時間くらいの大作であるが、素晴らしい映画であった。中身的には、ボブ・ディラン本人と彼と行動を共にしていたアーティストや関係者のインタビューを通じて、ポップ・ミュージック・シーンの中における彼の存在の偉大さを描いた映画である。が、それだけにとどまらず、ボブ・ディランというアーティストを通して60年代のアメリカ社会を覗くことが出来る。ウディ・ガスリーや、ピート・シーガー、オデッタ等のディランが見本としていたアーティスト、彼と行動を共にしてきたジョーン・バエズ等にインタビューはとても興味深かった。こうした数多くのインタビューを通して、アメリカの時代と音楽を見事に描き上げていた。ポップ・ミュージックに歴史が重なっていくほど、ディランの評価は高まってきている。映画を見ながら自分の音楽ライフを振り返りいろいろな考えが浮かんでは消えた。久しぶりに吉祥寺に来たので、名物お好み焼き屋『きっちょむ』に行ってみたが、相変らずの気ままな営業で休みであり、武蔵関駅前の飲み屋『与作』で飲んで帰った。
ボブ・ディラン /ノー・ディレクション・ホーム:ザ・サウンドトラック
2006年01月14日
キャロル・ベイヤー・セイガー
最近、ロック・ポップスの紙ジャケ等による再発が盛んだ。やはり、良い作品はいつの時代に聞いてもいいものだ。そんな名盤の中にキャロル・ベイヤー・セイガーの作品がある。白を基調としたジャケットの中に、白いファッションで映っている清潔感のあるジャケットが印象的だった。ある意味で知る人ぞ知るといったアーティストであるが、彼女のアルバムはLAの名だたるミュージシャンが参加し、また彼女の独特のヴォーカル・センスは際立っておりアルバムのクオリティは高い。彼女は、あの大作曲家、バート・バカラックと結婚し、やがて別れたのであるが、音楽の才能のあるものどうし、そうした結びつき自体本当に並々ならぬものがある。
キャロル・ベイヤー・セイガー/真夜中に口づけ
キャロル・ベイヤー・セイガー/真夜中に口づけ
2006年01月11日
アーシー
“アッシー”ではなく“アーシー”だ。“アッシー”はバブル時代、女の子に呼び出されてクルマ(特に外車など)で送り迎えする男性をこう呼んだ。“アーシー”は、土着的だったり、ブルージーだったり、ソウルフルな作風を持ったシンガー・ソング・ライターのことをいう。
久しぶりに「ディスク・ユニオン」に行った。「デイスク・ユニオン」は自分の音楽ライフの原点であり、良い音楽を紹介していこうというポリシーは今も変わらない。いい意味でも悪い意味でも音楽を手軽に手に入れられる時代になると、改めてSHOPの良さが伝わってくる。お店に入って楽しい。グレイス・ポッターはのこの店のオススメ!!ボニー・レイットやトレイシー・ネルソンに通じるところがあり、若くしてアーシーで生命力の溢れたサウンドは、2006年のスタートにあたり良い発見であった。
グレイス・ポッター/ナッシング・バット・ザ・ウォーター
久しぶりに「ディスク・ユニオン」に行った。「デイスク・ユニオン」は自分の音楽ライフの原点であり、良い音楽を紹介していこうというポリシーは今も変わらない。いい意味でも悪い意味でも音楽を手軽に手に入れられる時代になると、改めてSHOPの良さが伝わってくる。お店に入って楽しい。グレイス・ポッターはのこの店のオススメ!!ボニー・レイットやトレイシー・ネルソンに通じるところがあり、若くしてアーシーで生命力の溢れたサウンドは、2006年のスタートにあたり良い発見であった。
グレイス・ポッター/ナッシング・バット・ザ・ウォーター